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研修会報告「脳性まひ児ケアーのためのタイプ別基礎講座」

(障害児保健福祉部 主催 ・ 一般向け研修会)
障害児保健福祉部部員
荒井 千晶 (大阪府立大手前整肢学園)

講 師:藪中良彦・榎勢道彦・田井宏治・出口奈和(南大阪療育園)
麻生川真里(あさしお園)
上原隆浩(枚方療育園)
開催日:平成17年7月31日(日)

平成17年7月31日(日)大阪社会福祉指導センターにて障害児保健福祉部主催による研修会、「脳性まひ児ケアーのためのタイプ別基礎講座」が開催されました。あいにくの悪天候でしたが、258名もの参加がありました。脳性まひの子どもさん達に日々関わっておられる学校・幼稚園の先生、保育士、ヘルパーさん、指導員、看護師、理学療法士や保護者の方々が熱心に受講されていました。
脳性まひの痙直型片まひ、痙直型両まひ、痙直型四肢まひ、アテトーゼ型、重症児のタイプにおける特徴やケアーのポイント、注意点、理学療法の場面などがスライド・ビデオにより紹介されました。
研修会終了後に提出して頂いたアンケートでは「ビデオなどで子どもの姿を見ながら具体的に学べたことがよかった」「難しい部分もあったが事例を挙げて説明していただき非常に参考になった」などの意見が聞かれました。しかし3時間という制約された時間だった事もあり、「メモを取る余裕があまりなかった」「スライドが早すぎて余裕がなかった」などの意見もありました。そのため現在大阪府理学療法士会ホームページにて当日使用したスライドを公開しています。
脳性まひという1つの疾患に関係する多くの方々の熱い思いが感じられた1日でした。さらにお互いの連携を深めながら脳性まひをはじめとする障害児のケアーの助けとなるような内容の研修会を開催していければと考えています。
今後も障害児保健福祉部へのご意見とご支援をよろしくお願いします。

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