1965年、わが国に理学療法士（Physical Therapist：PT）の資格制度が 誕生して以来、約40年の月日が過ぎました。その間に理学療法の知識と技術はより高度に進歩し、医療サービスの水準も確実に向上しています。
　 昨今の人口の高齢化や医療の高度化に伴い、リハビリテーション対象者 は増加し、保健・福祉分野での新たな需要の拡大など、理学療法士の重要性はますます高まっております。
　しかしながら、このような役割は一般 の方々に十分理解されているとは 言い難い状況にあります。元来、医療は“縁の下の力持”的な役割を担うものであり、常に脚光を浴びるような存在ではありませんが、理学療法という専門的な医療サービスを提供する我々にとって、その職性を正しく啓発することは、専門職としての責務であると考えております。
　 このような観点から、（社）日本理学療法士協会では７月17日を「理学療法の 日」とすることを提唱し、この日を基準とする１週間を「理学療法週間」として、全国各地において講演会・パネル展示・理学療法見学会等、種々のイベントを開催し、理学療法および理学療法士に関する正しい情報の普及に努め、社会的認識を高めるとともに、これからのリハビリテーションのあり方を共に考える機会にしたいと思っております。

＜プログラム＞

1. 理学療法（病院）見学会の説明
2. 理学療法ってなに？（理学療法とリハビリテーションの説明）
3. 『理学療法士のしごと　〜理学療法士の働くの現場から〜　』
   　　　　スピーカー：様々な分野で働く理学療法士たち
4. 質疑応答
5. その他

また、会場では大阪府下の理学療法士養成学校のパンフレット等を無料で配布しておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい（パンフレット類は部数に限りがございます）。

注：「理学療法（病院）見学会」への参加を申し込まれた方は必ずご参加下さい。
　　「理学療法（病院）見学会」は，原則，理学療法士を志望する大阪府内の現役高校生のみ参加できます。

　理学療法説明会への参加申し込みは必要ありません。

　なお、翌日（7/11）も理学療法に関する一般的なご質問・ご相談を随時お受けいたしますので、お気軽にお越し下さい。

＜企画担当：広報部＞

　理学療法士養成学校ごとにブースを設け、個別面談形式で進学・受験・教育内容等に関する説明を行ったり相談を承ります。“理学療法”そのものに関するご質問でも結構です。
　相談員の在席時間は学校によって異なり、資料配布のみの学校もあります（下の表をご参照下さい）。

　なお、当日は大阪府理学療法士会広報部のブースも設けておりますので、“理学療法って何ですか？”というような一般的なご質問も承ります。どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。