今、時代は急速な変化を遂げています。いつのまにか理学療法の領域でも介護保険や介護予防という言葉が当たり前になっています。この激しい時代の流れの中で、今後どのようなコンセプトで自分たちが立つ位置や進む方向を選択すべきかについて、まずは、河川で例えるなら源流に遡る(さかのぼる)ことから始め、本流へと導いていくことを主眼にしました。
　今回の発表形式としてそれぞれのセッションの進め方に工夫を凝らしました。各専門領域において特筆した業績をあげられているスペシャリストの先生方を座長としてお招きし、先生方の座長講義と各発表者からの報告を交えながら、会場全体で積極的なディスカッションを展開していく予定です。
　本大会には、比較的臨床経験の浅い会員も多数ご参加されることと思います。ご自身の専門領域とは異なってもできるだけすべてのセッションに参加し、共に耳を傾け、意見を投げかけ合い、理学療法学の発展に向けて広い視野から学んでいきたいと考えています。
　本学術大会が理学療法学の将来に向けての試金石となることを切に希望します。

大会長　　奥田　邦晴

◆平成18年7月15日（土）＜第1日＞

特別講演　（ Uホール白鷺　大ホール）
　　「歩行のみかた」
　　　　　講師　江原 義弘 先生（新潟医療福祉大学大学院医療福祉学研究科運動機能解析学 教授）
　　　　　司会：奥田邦晴 大会長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生涯学習部研修会　（Uホール白鷺 大ホール）
医療 介護保険部・生涯学習部研修会　（学術交流会館 多目的ホール）
臨床実習部・生涯学習部研修会　（学術交流会館 小ホール）

演題発表　（Uホール白鷺 大ホール）

　その他、『理学療法説明会（一般向け）』。

◆平成18年7月16日（日）＜第2日＞
モーニングセミナー　（ Uホール白鷺 大ホール）
　　「神経リハビリテーション入門」
　　　　　講師　宮井 一郎 先生　（森之宮病院 院長代理）
　　　　　司会：寺澤 健 先生・淵岡準備委員長

府民公開講座（体験・参加型講座）（学術交流会館）
　「障害児・者と高齢者のための福祉用具とスポーツ」　

演題発表　（Uホール白鷺 大ホール）

その他、『新人入会受付・新人入会ガイダンス』。