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モーニングセミナ−
関節可動域運動を考える
日時:平成17年5月26日(木)9:00〜10:00
会場:第1会場


従来の関節可動域運動は各関節の可動域測定の方向に動かし,特に関節可動域制限が存在する方向には少しの痛みを伴っても我慢をさせて可動域改善を図るというものでした。しかし痛みを伴う関節可動域運動を熱心にすればする程,時間をかければかける程,痛みはさらに悪化し,関節可動域はさらに低下するという反応をおこします。
 鈴木先生はこれらの悪循環に対して,関節可動域運動時の痛みを軽減する方法として,広汎性侵害抑制調節と圧・触刺激を利用した DNIC アプローチ,可動域運動時の痛みが軽減された後で痛みの発生していた筋に対して行う個別的筋伸張法(IDストレッチング)を提唱されています。
 今回のセミナーではこれらのアプローチについてご講演いただきます。

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講  師
鈴木 重行 先生
名古屋大学大学院医学系研究科教授

司会:
中川 法一 先生
関西医科専門学校理学療法学科教授・
学科長