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セミナ−6
神経疾患の理学療法とシミュレーション
日時:平成17年5月28日(土)10:00〜12:00
会場:第5会場
シミュレーションの技法は,天気予報や核実験などビックサイエンスの用途で用いられているのを目にしますが,最近はこの手法を用いて生体のメカニズムの再現にも迫りつつあります。理学療法の分野においても,実在する運動障害や神経回路網を方程式として表現できる数理モデルで再現することができれば大変有益な情報を得ることができるのではないでしょうか。
このセミナーでは,神経疾患のシミュレーションに関する第一線の研究者をお招きし,ヒトの四肢運動とそれを支配制御する神経系の数理モデル構築およびその計算機シミュレーションの基礎を概説いただき,その上で神経疾患による運動異常の生成・制御機構について,最近の研究における知見等をご紹介いただきます。
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講 師
阿部 和夫 先生
大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学講座(神経内科学)助教授・
大阪大学医学部附属病院リハビリテーション部 副部長
野村 秦伸 先生
大阪大学大学院基礎工学研究科
生物工学講座
教授
松尾 善美 先生
神戸学院大学総合リハビリテーション学部
医療リハビリテーション学科理学療法学専攻助教授
司会:
増本 正太郎 先生
茨城県立医療大学保健医療学部