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特別講演
運動器の再生医療の現状と展望
日時:平成17年5月26日(木)11:15〜12:30
会場:第1会場


人口の高齢化に伴い,骨粗鬆症による大腿骨頸部骨折や脊椎圧迫骨折、長期経過による人工関節のゆるみ、骨感染や骨腫瘍など骨に関する疾患は増加しています。これらに対し、任意の部位・大きさの骨欠損を補填でき、また様々な機能を有した人工臓器としての人工骨が必要とされ、開発されています。
 一方で,加齢に伴う関節軟骨の変性や破綻,またスポーツによる関節軟骨傷害も増加しています。これらに対しては人工軟骨の開発や,軟骨再生促進についての研究が進められています。
 本講演では骨・軟骨の機能再生に関する最先端技術の紹介と,運動器の再生医学に関する研究の現状と今後の再生医療の展望についてご講演いただきます。

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講  師
吉川 秀樹 先生
大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科)教授

司会:
林  義孝 大会長
大阪府立大学総合リハビリテーション学部理学療法学講座教授