100年に一度の経済危機に見舞われている昨今、医療・介護を取り巻く社会情勢も非常に厳しく、理学療法士の歴史において未曾有の時代を迎えています。このような社会の変革において、理学療法分野も『パラダイム・チェンジ』が必要かと考えます。
そこで本学術大会のテーマを『道は開ける』-スペシャリストを目指して-と題し、理学療法の原点に立ち戻りこれからのすすむ道を再考すべく企画しました。
その内容は、各分野でご活躍されているスペシャリストの医師・理学療法士の先生方をお招きし、さまざまな経験談をお話頂き、会員諸氏が理学療法のスペシャリストになるためには、何を学び、何を経験すべきか、またそのために歩むべき道を検討するための企画を準備しています。
さらに府民公開講座として元神戸製鋼ラガーマン 林 敏之氏をお迎えし、『スペシャリストへの道』と題し、人として最も重要な人間教育についてラクビー経験を通じてご講演して頂きます。
大阪府理学療法士会の会員も4,000名を超え、多くの若い理学療法士が医療・保健・介護の各分野で活躍しています。しかしその将来は、順風満帆とはいい難く、本学術大会がその解決の一助になればと考えています。
多くの演題発表ならびに大会へのご参加を心よりお待ちしています。
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